石井 智久
昭和63年山形県酒田市生まれ。
鶴岡工業高等専門学校 機械工学科 卒業。
長岡技術科学大学 環境システム工学課（現：環境社会基盤工学課）へ編入。
在学中であった24歳の時に石井製作所 管理部へ入社、2年後に4代目社長へ就任。
就任後は新工場の建設、収益改善に取り組む。
職場環境の改善や3年黒字化達成の手腕もさることながら、従業員からフレンドリーな社長として親しまれている。
弊社では、世の変化に対し、ただ嘆くのではなく「自分が変わろうとする」精神を常にもち成長すること（鎬）。そして、その中で自我に飲まれず自分を大事にしてくれている人を認識することで競争の中でも人とのつながりを忘れない（和）、という創業者の”鎬の和”の価値観を大切にしております。
地域の住民であり社員でもある我々一人一人が、こういった意識を持ち競争の中で自己成長をしていくことで農業を舞台にあらたな価値創出を生み出すと同時に、地方を元気にすることを目的とした企業です。
弊社は創業以来90年以上にわたり国内農業の発展に努めてまいりました。その活動の中で、とある取引先の農家さんが「山形が枯れていくのを何とかしたい。自分が自分の親父の年になったとき、今の農地をちゃんと耕していけるだろうか。」といいました。地域で高齢化が進み、人口が減少していく中で、将来を憂いての言葉でした。
現在、こういった不安は農業に限らず、常に地域を取り巻く不安要素であり、だれもが心配している課題です。私はこういった現状を直し、地域とは誰もが諦めることなく、挑戦し、未来を迎えることのできる場所であることを地域に示していきたいと考えております。
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